各作品について

当サイト作品の紹介及び読了時間等。読了時間は毎分650字を読むという想定で計算してあります。参考程度に。

毒の魔王と女たちの物語(シリーズ)
「悲哀のアレトラ」
幸せだった花嫁の末路と、ある男の話。読了時間:31分

「カナリアの長い夜」
世界の終わりの瀬戸際で、少女が500年にわたって心の拠り所にしたものの話。長かった夜の、最後。読了時間:12分


短編
「べろべろ」
短編。甘味茶屋若旦那の秘密のお話。時代は江戸後期。軽度の性描写あり/やや暴力的描写あり。読了時間:20分

「君のコーヒー」
短編。苦いけれどもほんのり甘い、コーヒーのような男女の物語。コーヒーを手元に用意して、香りを楽しみながら読んでいただきたい作品。読了時間:10分
「コーヒー牛乳」・・・「君のコーヒー」番外的なもの。



過去作品
「ドクロパンツは夢か現か」
夢と現実の狭間で惑うサディストと女子高生の話。

「ff」
音楽記号。フォルティシモ、と読む。ピアノと女子中学生の話。

「官能作家」
彼は砂浜で赤いピンヒールを拾う。幻想が現実に侵食される有様について。

「鍵盤」
ピアニストと写真家の晩酌。受容できないほどの感動と狂気について。

「ダブル・チョコレート」
彼女に快楽を与えるものは、チョコレートと、研ぎ澄まされた精神によるセッション。チェリストと、それに魅せられたもう一人のチェリストの話。

「愛あるならば、コッペパンでさえ」
色香漂う女子高生と、金欠男子。

「大人のための曇天ミルキーウェイ」
いかにして、こいつとあいつはくっついているのか、という事をふと疑問に思った思春期の男の子。

「愛踊るティーカップの底で」
可愛い少女。甘いものが好きで、プライド高く、素直ではない。大人ぶる子の、大人の入り口に立つ誕生日のこと。